18:30頃、気分転換にちょっと会社の外へ出てみたら、水色の雲が浮かんでいた。本当なんだ。本当だってば。俺だってたまには本当のことを言う。

なんか、コレクター気質がないというか、「もの」に対する「執念」みたいなものがそれほど強くないらしい。よく限定品に弱いっていう人がいるけど、あんまり気持ちがわかんないんだよな。

誰だか忘れたけど、ある写真家の人が、撮影するという行為そのものが作品なんだ、とどこかで言っていた。できあがった写真は単なる足跡みたいなもんだ、って。ありふれた言葉のように聞こえるかもしれないけど、何気になかなかいいこと言ってると思うよこの人。誰だか忘れたけど。つまり、作品をかたちとして「完成させる」ことが目的なわけじゃないってことでしょ。完成させるためにやるわけではない。ゴールするためにやるわけではない。それはなんだかとても正しいことのように思える。うまく言えないけど。誰だか忘れたけど。あとそれ写真に限らないよな。さらに言えばクリエイションの分野に限った話でもない。つづく。