9月とはいえまだ暑い夜、ひんやりした場所を求めて暗いキッチンで小さなスツールに座ってぼんやりしていると、ぱたっと冷蔵庫のドアが開く。中からくたびれたスーツ姿の悪魔が窮屈そうに出てくる。「よっ」と片手を上げて悪魔が言う。「いや、しかし暑いね」…
望月峯太郎の東京怪童よかった。緊張感のある脱力感、フレンドリーなんだか突き放されてるんだかよくわかんない不思議な距離感。最後のハシ、玉木、花のそれぞれの対話のシーンがいい。表紙かっこいいので、みんなジャケ買いしたらいい。
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