卓球世界選手権 5/5

今日も行ってきました横浜アリーナ。世界卓球最終日。今日はアリーナ自由席という昨日よりはグレードのいい席なのでご覧の通りコートまで若干近づきました。

シングルス決勝戦は男女とも世界ランク 1 位がそのまま優勝という結果。郭躍は 2 ゲーム先取して一気に行くかと思わせたんだけど、張怡寧がそこから 4 連取。張怡寧は相手がどんなにパワーヒッターでも絶対に下がらず打ち合いに応じた上で最終的に打ち勝つので恐ろしい。王皓 vs 王励勤は、王皓はほとんどミスが出ないのに対して王励勤はちょっとミスが目立ち始めていった感じ。それだけ王皓のボールが厳しいのだろうなあ。ところで日本には王励勤ファンが多いような気がする。見るからに性格よさそうだもんな。実際いい人らしい。今日も声援を集めてただけに残念。ちなみに今大会のベストマッチは間違いなく準決勝の王励勤 vs 馬琳でしょう。あれは本当にすごかった。

閉会式も見ていったんだけど、金キョン娥も帖雅娜もとっとと帰国してしまったらしく、最後のメダリスト集合のところでは水谷・岸川以外は中国選手しかいなくて、今大会の中国独占感を改めて見せつけられた感じだった。

とはいえ、日本は反撃の気配を示しました。水谷・岸川はまだ若いし、松平兄弟や石川、丹羽は今後、世界のトップに立つべき選手だということを世界に知らしめました。マリオせんせいも「Japan is reborn」と言っています。韓国あたりからもそのうちまたすんげえペンドライブ型の選手なんかが出てくるだろうし、存在感が薄れてきているヨーロッパ卓球もこのまま終わるはずがない。ということで今後数年は中国対その他みたいな状況は続くと思いますが、少しずつ状況は変わっていくはず。とてもたのしみです。

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会場内に併設されてた ITTF ミュージアムの展示:

ITTFミュージアム
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