Week 7
M
夜になると雪がすごい勢いでどさどさ降り始める。大粒の重たい雪があっという間に降り積もる。3cmの積雪は東京では3年ぶりだという。荒天にうんざりする気持ちとどこか浮かれる気持ちをそれぞれ持て余し、深い闇の奥からひらひらした白いかたまりが落ちてきて透明のビニール傘の隙間を埋め尽くしていくのをぼんやり眺め闇夜に白い息を吐き返す。
T
大雪の翌日は一転快晴。雪国東京は一夜で終わる。世界はじわじわ融けていき、あと数日で何もなかったことになる。
W
リーダー的立場になってみて初めて気付くことってたくさんある。で、そういうことをチームのメンバーに伝えてあげようとすると伝え方がなかなか難しいことにも気付く。うっかりすると考え方の押し付けになりかねないし、陳腐だったり理想論的すぎる感じに受け取られたり厳しさのつもりが理不尽さに受け取られたりしたら、それはこちらが悪い。コミュニケーション能力の問題です。たしかにそういう人を今まで何人か見てきた気がするので、ああそういうことだったのかとなんだか納得している。
T
観察と想像、あと目の前のことに誠実であること。
F
金曜の夜、久しぶりにめいっぱい残業したわりにはほとんど成果をあげられずに帰宅、敗北感を月曜まで引きずるのであった。それから、なんか目がおかしいと思ったら花粉飛び始めたらしい。きたか…。
S
週末を怠惰に過ごす癖がついてしまった。やりたいことがなかなか進められないのをうっかり時間が足りないせいにしてしまうけれども、ほとんど自分の怠惰のせいだった。まあ、わかってんだけども。わかってんだけどもなー。
S
次第に気温は上がりつつあるけれどまだまだ寒い。羽根木公園に梅を見に行こうと思ってたのにすっかり忘れてしまったことに夕方になってから気付く。どうやらピークは2週間ほど前に過ぎたっぽいな…*1。まあいいや、今日曇ってたし。来週行ってみよう。
