Week 10

3/11、東北で大地震。東京でも震度5、ビルの10Fで、明らかにいつもの地震とは違う縦揺れの感じからどんどん揺れが大きくなって物が落ちたり倒れたり、生まれて初めての体験で本当に恐ろしかったし、会社ではみんな普通に本気で机の下にもぐった。交通機関はほぼ完全に停止して、10km圏内の人は明るいうちに歩いて帰りなさいという指示が出たので(会社によっては逆に危険だから外に出てはいけないという指示を出していたところもあったらしい)、2時間ほどかけ徒歩で帰宅した。いざとなったら歩いて帰れる場所に住むっていうのも危機管理として意外と大事なのかもしれないと思った。AndroidGoogleマップはリアルタイムに現在位置を確認できるので大変役に立った。

直撃ではない東京でさえこれだけ大混乱していたのに、実際に被災されている東北の方々はどれほど悲惨な状況におかれているというのか、想像を絶する。支援などこちらからできることは積極的にしていきたい。

海外の報道で、日本人はこういうとき本当によく助け合う、素晴らしい、というような記事をいくつか目にしている。太古の代から厳しい自然と共生してきたDNAだからこそ、みたいなことはもしかしたらあるのかもしれない。

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帰宅すると少し物が散らばったりしてたけど、絶対倒れてると思ってた本棚がびくともしてなかったので安心というか感動した。この本棚は、実はもう20年以上も使い続けてるもので、子供の頃、茨城のジョイフル山新とかいうホームセンターで買ってもらった、奥行きのあまりない、自分で組み立てるタイプのどちらかというとチープな感じの棚でどういうわけか数度の引っ越しを経た今でも使い続けているのだけど、耐震対策とか何もしてないのに本当によくがんばったなお前!

現在、東京はもうほぼ日常が戻っているけれど、計画停電せざるを得ないほど電気が足りない、ということでそれなりに節電生活を意識している。節電っていう視点で街を歩くと不要な明かりは多いよなーと思う。カラオケ屋の入り口あんなにびかびかしてる必要あんの。でも、日常を取り戻すエネルギーとして、経済活動を抑制してしまわないことも大事ですね。一方で街灯や信号は重要なインフラとして停電時も点灯するべきと思った。

神戸にいる、阪神の震災を経験している友人が心配してメールをくれた。ありがとう。