Week 6

taiyaki
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M

千歳から羽田へ向かう夜間飛行の窓からすらっとした三日月をずっと見ていた。正直に言うと、飛行機はまだちょっと怖いのである。窓の外見ながら、なんで飛んでんのこれ、などと考え出したらわけわかんなくなって急に恐ろしくなる。でも夜はどうせ景色真っ暗だからそんなこと考えなくてすむのだった。

ところで、千歳というとKANの曲を思い出す。いまどきの若者はKANとか知ってるのだろうか。「君が好き胸が痛い」とか、何回聴いてもいい。泣いてしまいますわ。弱い男心歌わせたらこの人が史上最強だと思ってる。

T

なんだか軽く筋肉痛。3日間慣れない凍った雪道をびくびく歩いてたおかげで普段使わない筋肉使ったようす。それがなんだかおもしろい。

W

ここ最近は帰りの電車で堀江敏幸「おぱらばん」を少しずつ読んでる。卓球に関するかなり熱の入った詳細な記述が出てくるところがあるんだけど堀江さん卓球やってたのかな。つーかこれエッセイなんだっけ? どっちかというと小説として読んでる。

T

「おぱらばん」の中に、ゲラシム・リュカ(ジェラシム・ルカ)という詩人についての強烈なエピソードがあって興味深い。その人の著作を読んでみたいんだけど、なかなか入手が難しそうだし、言葉の音にこだわってた人らしいからたぶん原書で読まないと意味ないんだろうな。しかし英語ならともかくフランス語は無理…。

F

ついに東京にも雪が降る建国記念日。建国って紀元前の話らしいよ。なんかもっと明治とかの話かと思ってた。

S

雪がぐずぐずと雨に変わる。暖かな部屋で甘いパンをかじる。

S

収納スペースの奥にずーっと処分できずにいた雑誌記事切り抜きの束があって、思い切って手を付けたらいろいろ出てきておもしろい。10年前とかの雑誌記事。米国音楽の川崎大助さんの佐藤伸治追悼記事「Recollections of SATO」全11回(?)とか出てきて思わず読みふけってしまう。