C&C

新宿でカレーっつったらもうやんカレー!らしいのだけど、新宿といっても職場から昼食や仕事帰りにふらっと寄れるような場所じゃないためまだ一度も行ったことがなかった。ので行ってみた。のだが。店のドアに貼り紙がしてあって、4/29〜5/9まで休みなんだと! なーんーだーとー*1。で、うまいこと近くにC&Cが。・・・まあ、やっぱC&Cが一番だよね!(台無し) いいんだよ、東京カリ〜番長の人もC&C大好きって言ってたし。やっぱ基本はこれ。基本重要。

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叔父からでかいダンボールで荷物が届く。何かと思ってあけてみると古いアルバムやら書類やらが大量に詰め込まれている。そういえば、亡くなった祖父の家を整理したときに出てきた荷物がたくさんあるからあとで送るよ、って言ってたっけ。アルバム類は、中にはこれ俺のじゃねーっていう、あんた誰っていう人の結婚式の写真とかも入ってて処分に困るのだが、とにかく自分でも見た記憶がないような写真がたくさんあってすごく面白い。東京で生まれて3歳のときに神奈川に引越したのだが、その人生最初の3年間である東京時代の写真がたくさん。その時代は自分の中では失われた時代というか、写真なんかもなぜかほとんど見たことがなくて、「最初は東京に住んでたらしい」程度にしか理解していなかった。だからこうやって当時の写真が大量に出てくると、何かの封印が解かれるみたいで、なんだかとてもどきどきする。自分のこんな小さい頃の写真を見たのも初めてかもしれない。つーか、俺、ちょうかわいい。まじで。俺こんなかわいかったのか!みたいな。はい、すいません。そんな感じでずーっとにやにやしながらアルバム眺めて過ごす。自分自身の中にある一番古い記憶よりもさらに古い記憶の記録。両親は私が3歳の頃に別れた。そして父は数年前に死んだ。母は今どこにいるか分からない。だからそれは本当に失われた時代になってしまっていた。ずっと空白を引きずり続けてきてしまったことに関しては、私も父も母も等しく罪深い。あどけない顔した私を抱いてやさしく微笑む両親の写真を見て、自分の中で永遠に埋まらないと思ってたパズルのピースがどこからともなく現れてかちかちと埋まりだすようなそんな気持ちになる。

*1:あとで見たらちゃんとサイトに「休みます」って書いてあるしああああ俺はバカかああああ