連休ですね。暇。

雨が降る。雨が止む。午後になり、仕上がった服を取りに行くためにかろうじて外出する。店員が、連休満喫してますか、などと適当なことを言ってくるので、やることないんですよね、と苦笑いを要求してみる。雨雲の欠片が流れ落ちている。

堀江敏幸の「雪沼とその周辺」の最初の話「スタンス・ドット」の最後の部分の描写が最高に好きなのだが、同意してくれる人に出会えていない。最近読書づいてるという同僚に貸したところ、あの話の終わり方が意味わかんないとか結局あれ最後どうなったの?とか言ってきやがるので、こいつとはきっと信じる神が違うのだしょうがない、と思って納得しておくことにした。