いしいしんじの「プラネタリウムのふたご」をやーっと読み終えた。ただでさえ厚めの本なのに帰りの電車の中でちまちまと少しずつ時間をかけて読んでいたので、それで読み終えてしまって今は少しさみしい気分だ。最後に訪れる悲劇とその後の展開は最初納得いかなかったが、最後まで読み終えてみると、まあそれはそうなのかなとも思った。寒い日は星がよく見える、っていうからぼんやり空を見上げたら、どんより曇った真っ暗な東京の空だった。

プラネタリウムのふたご (講談社文庫)

プラネタリウムのふたご (講談社文庫)