Wall and Piece / Banksy

Wall and Piece

私が最も好きな、そしておそらく世界で最も注目されてるグラフィティアーティストBanksyが初の大判作品集をドロップ！ ということで遅ればせながらゲットしました。わーい。

Banksyの活動は政治的なメッセージ性が強いものが多いけれど、自分の主張をただそのまま叫ぶんじゃなくて、必ずそこに何らかのユーモアやアイデアを盛り込んでくる。ユーモアのない主張ほど退屈なものはないものね。とはいえ、コミカルになり過ぎたりシニカルになり過ぎたりしない、そのあたりのバランス感覚が絶妙。彼がステンシルを始めたのはドローイングのスピードが遅いのをカバーするためだったらしいのだけど、ステンシルアートが元々持っているドライな感触に彼のスタイルは見事にはまっていると言える。ステンシルは表現の制約が多いからこそ逆にアイデアやメッセージが際立つという側面もあると思う。

とりあえずグラフィティはごちゃごちゃ言わずに作品を見るのが一番手っ取り早いので画像が見れるURLをぺたぺた貼っときます。一番有名なのはたぶんこの本の表紙にもなってる花束を投げつけるテロリストのやつかな。

http://www.banksy.co.uk/ [official]
http://www.artofthestate.co.uk/Banksy/Banksy_Houses_of_parliament_Photo_opportunity.htm
http://www.woostercollective.com/2005/08/a_wooster_exclusive_banksys_tr.html
http://www.flickr.com/groups/banksy/pool/
http://search.pbase.com/search?q=banksy&b=Search+Photos&c=sp

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[1/16 追記]

http://d.hatena.ne.jp/woool/20060114#p1

なんだか素敵情報もりだくさんなサイトさんからリンクしていただきました！（自動トラックバックしない設定にされてるようですが、せっかくなので逆リンク）