dewdrop2005-01-03

あ、餅食ってない。
冬休み初日(12/30)は前日仕事納めの日にひいた風邪のせいで一日中寝込んで過ごす。風邪ひいた日は会社でもずっと突っ伏して昼食も取れないぐらいの、そんなここ最近では一番重い風邪だったのだけど、丸一日寝てたら(本当に文字通り一日中寝てた!)翌日には回復。幼少期病弱だったため自分の体との付き合い方は心得ているというか、風邪治すのは比較的得意かもしれない。風邪を治すコツは病院にいかないこと。風邪が流行る時期は病院に風邪患者が大集合しているので免疫力が低下しているところにさらに余計なウィルスをもらってきてしまう可能性が高い。まあこれは勝手な持論。
晦日、雪が積もる。コンビニとか駅前の本屋とか近所にちょっと出かけるときに履いていく、大学時代から使っててボロボロになってるアディダスのランニングシューズがあるのだけど、うっかりそれでコンビニまで出かけたら穴が開いてるので雪を踏みしめるごとに足先に冷たい雪水がしみこんでくる。雪に関していつも思うのは、夜、眠ってる間にどかどか降っていただいて、朝、目覚めてカーテン開けたら銀世界、冬晴れ、ていうのがベストだよなあ。
年越しそばって日付が変わる前に食べないといけないって知ってた?
俺、それ一昨年初めて知ったよ。ほんと常識足りない。
学生の頃は大晦日の夜に実家に帰らない人だけ数人で新宿に集まって、新宿にあるなんたらいう除夜の鐘を一般人に突かせてくれるお寺に行って鐘突いて、毎年行く蕎麦屋で年越し蕎麦をいただき、年が明けるのを待ってどこかで初詣、その後はぶらぶら夜明けを待ち初日の出を見届ける、という恒例イベントがあったのだけどその企画の中心人物が仕事で東京を離れてしまってからは一度もやってない。真冬の寒い中、一晩中無駄に外にいるということで若くないとやる気にすらならない部分もあるし、まあ仕方がない。歳をとっていくのは、まあ仕方がない。仕方がない。
年が明け、深夜をテレビでやり過ごし、丑三つ時頃、ふと思い出し近所の神社に初詣。アスファルトの路面に薄く張った氷が街灯に照らされてキラキラしている。凍った雪上をスニーカーで歩くとザクザクと静かな深夜の路地に響き渡る。フィッシュマンズの誰だったか忘れたけど誰かが(譲さんかな)「雪景色はダブ」なんて発言していたのを思い出す。路地の脇から黒猫がこちらを見上げている。こんばんは、新年おめでとう、寒いね。前日まで(つまり昨年まで)あれだけどんよりとしてた空に月が見える。
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以上、年末年始の思い出。
今年がいい年になろうともそうでなかろうとも。
夜が明けようともコーヒーが冷めようとも。
ぎゃーあしたからしごとだーしょうがつぼけだー。