眠るだけのために家に帰るような生活が続いている。別に、いそがしいよつらいよたすけて、とか言いたいわけではなくって、ただ、一日のほとんどを会社の中で過ごしていると、朝晩肌寒くなってきたな、とかその程度のことを思うだけで、季節の変化などとは遠く離れた世界で生きているような感じになってしまって、まあ、よくない。

雨の夜道。金木犀が散り落ちている。