dewdrop2005-01-30

ここ最近、いくら寝ても寝たりない。普通に三度寝とかしてる。三度の飯より三度寝。冬眠暁を覚えず。人間は8時間を越える睡眠をとるとだんだん脳細胞が死んでいく、という雑誌記事を読んだことがある。今日もかなりの脳細胞を殺してしまった。ああ。罪の意識。というか、そんなに疲れを貯めたという気はしてないのだが。
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http://www.enban.org/news_log/0030.htm
昨日は「円盤ジャンボリー2」に行ってきた。18時開場から怒涛の10時間、というイベントだったのだが、一人で行ったということもあり、オールナイトのガッツは出し切れず終電前に帰ってきた。ちょっと後悔。宇川さんのパフォーマンス見たかったなー。
まあ、それでもウィスット・ポンニミット氏の作品が見れてよかった。前回は円盤のワンマンイベントが満員で門前払い食らったのだった。SOIのときにはなかった作品も何点かあった。あの、青年の一生を描いたやつ(「hesheit」収録の「部屋」)見て最後のおじいさんがキスする場面で本気で涙ぐむ。あれは本で読むだけじゃなくてウィスットさんの伴奏付きで見たほうがはるかにいい。SOIのときスクリーンを4面使ってやってたアニメーション作品は1画面を4分割したかたちでやってた。来月出る新作が待ち遠しい。
ウィスットさん以外に見たのだと、佐伯誠之助という人がやったカラオケ・ショーが頭おかしくて素晴らしかった。4月にワンマンライブやるらしい。本気か。あと生西康典+植野隆司+鈴木ヒラクでの轟音ノイズギターでいまだに耳がツーンとなってる。高音ノイズで脳が揺れた。生西さんのビジュアルも含めスリリングなパフォーマンスでよかった。帰り際、ロビーで10時間ノンストップライブ中の音がバンド名をちょっとだけ見た。お客さんにくじを引かせて、引いた人にくじに書いてあるものをピック代わりにしてギターを弾かせる、ということをやっていた。それでくじ引いた人は地面を使ってギター弾かされるはめになってたという。もっと見たかったなあ、あれは。
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http://www.jpf.go.jp/j/culture_j/news/0410/10-09.html
で、今日はこれ。「Have We Met?−見知らぬ君へ」展に行ってきた。今日までってことで慌てて寝癖はニットキャップでごまかして。
SOIで見たWitさんのパフォーマンスがちょっと素晴らしかったのでWitさんの作品目当てで行ったのだが、全体的にアジア特有の洗練されればされるほど混沌としていく、でも基本はゆるい、そんな感じが出てたのでは。Witさんの「Still Animations」という作品は、静止画なんだけど動いてる、動いてるんだけど静止画、というなんとも説明のしようがない奇妙でクールな作品。その辺りの解説はSOIブログできむらさんが熱く語っておられます*1
他にはインドネシアのAnggun Priambodoの「Crash」というビデオ作品がバカバカしくて素敵だった。それから日本のさわひらきさんのアパート内を飛行機が飛び回るビデオ作品とか、全体的に映像系の作品はみんなおもしろかった。やっぱアジアおもしろいな。