爆笑問題のススメ (日テレ)

崔洋一がゲスト。昨日の夜、寝る直前に布団の中で見てたのでかなりうつろな記憶をたどって記録。

うまくいってるとだんだん自己保身に入り始める。自己保身するってことは保身しなければならないほど自分自身が弱くなってるってこと。

というようなことを決め台詞に持ってきてた、はず。あと眞鍋かをりがなんかいいこと言ってた、気がする。崔洋一の映画は「月はどっちに出ている」しか見たことないけどあれはいい映画だと思う。

「主流へのアンチテーゼ」というのがテーマだったらしい。「主流へのアンチテーゼ」ってひとことでまとめちゃうとひどく陳腐に聞こえるのでもったいないよなあ。

けど、これは結構重要なテーマ。そういうテーマを掲げなければならないような状況になっているというのが本当は問題。でもさらに言えば「主流」とか「アンチテーゼ」とか言ってる時点でもうダメなんだと思う。そこにはメインストリームとサブストリームの 2 つしか流れが意識されていない。それじゃ全然足りないわけですよ。主流なんてものは始めから意識しちゃダメなんです。すべてゼロスタートで。

結局、自分自身でものごとの価値判断を下せない人が多いってことでしょ。
たとえば本当にみんな女子十二楽坊が好きなの? 本当に癒されてんの? ていうかお前ら癒されてる場合じゃねえっつーの。今、日本は不況なんだよ。癒しとか言う前に働け! 今の日本に必要なのは癒しではないと思うよ。気合だ。気合が足らねえ。
あー、いや別に女子十二楽坊が悪いってわけではなくてー。たまたま今朝のめざましテレビでインストグループで初の 1 位、とか言って盛り上がってたんで。蝶ネクタイが。「インストで初」とかさー、バカじゃねーの。もうそんなのにいちいち反応してイライラしてしまう。
あー、いや別に蝶ネクタイに罪はないんですがね。

次から次へと話がずれていってますが。

無理矢理「爆笑問題のススメ」に話を戻すと、爆笑問題って結構好き嫌いがはっきりと分かれるみたい。ダメな人はもう全然受け入れられないらしい。俺は結構好きですよ。太田光の暴走芸は何気にオンリーワンの芸風だと思う。実はあれはやろうと思ってもなかなかできないんじゃないかと思う。ただ最近は田中のツッコミが以前よりも的確になってきていてそこがちょっと魅力減。前はポイント外しすぎてて逆におもしろかったんだが。